火ともし山(?)をめぐる
2年ほど前に火ともし山に行った。
下のURLが詳しい。ホラーで切ない。ホラーは切ない。
火ともし山は存在して、里山として整備されている。
「火灯山」に遊歩道整備 諏訪市湖南小4年生も参加 | 全国郷土紙連合
行った。
説明があった。
火ともし山...全然伝説のことは書いてない。ていうか松明を焚いただけらしい。
うーむ、どういうことなのだ。伝説は一体...
ネットで調べると、岡谷市にも火燈山という山があるらしい。そっちが本物かも...
山頂は木に覆われていた。林業をやっている方々がそのうち伐採すると言っていたから、もっと綺麗になっているかもしれない。山に登ると心地よいぜ。
飯田市に行った
間違えて大町市に行った。
飯田市は長野の南のほうにある市です。私は松本に住んでいるので、ずいぶん下に行った。お目当ては久米路橋。
日本昔話でみた「キジも鳴かずば...」というお話の舞台は久米路橋、と言うことになっているそうなので行ってみた。
ついた。
あれ、事前情報よりも開けた場所にある...もっと森の中だと思ったのに...
確かに久米路橋と書いてある。
来てから調べて気づいたのだが、久米路橋は長野市と飯田市にあるらしい。間違えた。
なので近くの温泉に行った。天空の城 三宜亭。とても居心地がよかった。
全体的に薄暗いが落ち着く。大浴場がおおきく、気持ちよかった。
置いてあるマンガも味があり、よかった。
飯田市は古い商店街が残っていたり、とても居心地がよかった。
それはそれとして、来週は長野市の久米路橋に行きたい。
うとう峠を巡る
善知鳥峠...まず読み方がわからなかった。
先日日本昔ばなしの「うとう峠」という話を観た。なんだか切ない話だった。
猟師が北国の浜辺で珍しい鳥の雛を捕らえ、息子を伴い、都に売りに行った。
親鳥はわが子を取り戻そうと「ウトウ、ウトウ」と鳴き、猟師の後を追い続けた。
やがて猟師親子は険しい峠道に差し掛かり、さらに激しい吹雪に見舞われた。
吹雪のなか無理に峠を越えようとする猟師に、親鳥もなお追い続ける。地元の村人たちには吹雪の中ずっと「ウトウ、ウトウ」と鳴き続ける鳥の声が響いたという。
やがて猟師は激しい吹雪のなか力尽き、峠を越えること叶わず、その地に果てた。
吹雪の収まったあと村人たちが峠に出ると、泣きじゃくる息子とわが子をかばように覆って死んだ猟師の姿があった。
またすぐ脇には、同じように鳴き続ける雛鳥と子をかばうように覆って死んだ親鳥の姿もあった。
どちらも、命を賭してわが子を吹雪から守ったのであった。
村人たちはその鳥が善知鳥(ウトウ)であると知って猟師とともに手厚く弔い、その地を「善知鳥峠」と呼ぶようになったという。
気になったので行ってみた。塩尻駅から小野駅に向かう途中の道にある。
ついた。晴れていた。
善知鳥峠の説明があった。「うとう」は東国(近畿以東の諸国のことらしい)の方言で、山ひだをぬうような地形を指すらしい。
ふむふむ「善知鳥」は東北のほうにやってくる渡り鳥の意味らしい。
うむむ、なんだか「うとう峠」という地名をもとに伝説が生まれた感じがする。
塩尻は太平洋と日本海の分水嶺、さまざまな人が来たのだと思う。東北から来た旅人が善知鳥峠の名前を見て伝説が作られていったりしたのだろうか
公園内には分水嶺がありました。水がきれいだった。湧き水なのだろうか
それはそれとして。
隣にあったHな自販機。何台か設置されていた。本とかDVDとか売っていたら買おうと思ったが大人のオモチャしか置いておらず、買わなかった。買う人はいるのだろうか...